「杏奈、付き合ってくれてありがとう」


「もう、世話がかかるんだから」


そういって微笑む杏奈。


「ごめん」


私は杏奈に微笑み返した。


「じゃ、明日迎えに行くからね?」


「あ、うん、待ってる」


明日のクリスマス。


先輩たちも全員集まって、クリスマスパーティー開くんだ。


「じゃあねー」



***