人が居すぎて見つけられなかったけど、バトンを受け取った瞬間、結愛と目が合った。


俺はニコッと微笑みかける。


結愛は頑張れっと口を動かした。


っというか、そう聞こえた気がした。


応援されて期待にこたえないわけにいかねーじゃん?


俺は余裕のタイムで1位でゴール。


そして、過去最速のタイムをたたき出した。


それから、愁と雅人がゴールする。


順位は、愁の方が数秒速くて、愁たちのクラスが2位。


雅人のクラスは3位。