あれから1週間。。



葵は拓と付き合う事になった


本当に嬉しくて朝まで二人で泣いた




拓はアタシに葵ちゃんの事大切にするって誓ったんだ。



葵の幸せそうな顔を見て高井さんへの会いたさがつのる



頭の中では分かってても心が言うことを聞かない




ケータイを手に取り休憩室に入る






でないかも知れない。

でも。。。





10回以上の呼び出し音



はぁ〜



ケータイを耳から離す





『もしもし?』




『あっ!もしもし高井さん?』





『どうした?こんな時間に。仕事は?』




『うん。ちょっと抜け出してる』


『なんかあった?』





『ううん、なんか声が聞きたくなって』






『今日はやけに素直だね。笑

ちなみにもうすぐ事務所つくから夜にはうちにいるよ』







『ほんとに?。。会いたいよ』






『珍しく積極的。笑


じゃあ迎えにいくから待ってて』





勇気出してよかったぁ。。。







あっ戻らなきゃ




・・・上司の視線が痛い




こういう日は時間が経つのが遅く感じる




高井さんに聞きたい事いっぱいある




話たい事いっぱいある







時間がたたな〜い。。。














「香川、今日接待。。」
    
「無理です!!。。。。。すみません」











「お前が断るなんて珍しいな。
デートか??笑」









「。。。。。」





自分で顔が赤いのがわかる





「分かった。笑」







専務がニヤニヤしながら廊下に出て行く




ちょっと力入り過ぎてた??





でも。。。。

今日は無理だよ。。。。