奥の部屋から男物の服を大量に持ってくる



・・・そういう事ね


「じゃああっちの部屋にいるから好きなのに着替えて」



一つずつ拾いあげてく。



・・・高井さんの匂い



幸せな気持ちに浸る



・・・いぃ匂い


服の中に顔を埋める






「沙希ちゃーん。何やってんの?」







見られたっ!!


そういういじわるないい方は拓そっくり。


適当な服に着替える







「できた。。。けど。。。」





出てきた高井さんはじーっと見る。







「ちっこい俺だな」






じゃあダメじゃん。。汗





「行くよっ」





「うん」











ガチャ



「お前ら何やってんの?」




・・・中田さん




部屋に連れ戻されたアタシ達はそのままイスに座らされる




「今好き勝手やって傷つくのは二人って分かるよな?

必ず別れる事になるんだよ。

離れたくないなら言う事聞いて。」





二人して顔を上げられない



「っでどこ行く気だった?」





高井さんがアタシの方をチラッと見てから中田さんを見る





「ちょっと。。。買い物に。。。」






「いるもの書いて」






二人で顔を見合わせて恐る恐るメモ用紙に書いていく






「じゃあ。絶対でるなよ!!」





それだけいい残し中田さんは出て行った






また怒られちゃったよ




嫌われちゃったよ





はぁ〜


中田さん呆れてるだろうなぁ