「なんか今から拓の帰宅パーティーらしいよ」




「まじで?」






「うん。笑 高井さんが言ってた」





「どこで?」





「拓ちゃんの会社のホールだって〜」





拓の会社に着くともう準備はできていた




「初めまして。香川です。」




「坂井です」








拓のお父さんに挨拶する




「拓パパ 拓ちゃんそっくり。笑」





「ほんとだ。笑」






「あれ、高井祐介じゃなぃ?」




受付業務を終了した女の子たちが騒ぎだす





アタシはそっと高井さんから離れた







「沙希ちゃ〜ん大ホールに料理用意できたって」




一人になったアタシを拓が引っ張る



「うわぁーさすが跡取り息子。







歓迎ぶりがすごいね」







「そんなんじゃないょ。兄貴目当てじゃねぇの?」





なんでそぅひねくれてるかな。。





葵の周りにも人だかりができてる




美人はどこにいっても高嶺の花




葵もなんだか楽しそう



このホールに何人くらいいるんだろ?





100人。。



そんなもんじゃないな





とにかくいろんな方面の有名な人がたくさん集まってる




「沙希。ちょっとだけ抜けない?」






「でも。。」