「沙希ちゃん。。?」
拓に抱きしめられたまま高井さんと目があう
「拓。。?」
「。。。。」
「あっ、ごめん2人そういう関係なら言ってくれればいいのに。笑」
「。。違う」
「じゃあ。。。」
そのままドアは閉まった
高井さんの息は荒かった
もしかしたら急いで来てくれたのかも知れないのに。。
「違う。。。違うのに。。。」
拓の腕を放す
「沙希。。。」
拓の方を見ることができない
「ごめん。。」
拓はゆっくりとアタシを壁の方にもたれさせてそのまま部屋を出て行った
拓。。。なんで?
散らばった薬と栄養ドリンクをテーブルの上におく
自分の事しか考えないでアタシは拓を傷つけた