20:00











21:00


手の感覚がなくなってきた。。



でももう少し。。



約束したもん。



大丈夫。。


大丈夫。。



アタシのブーツの先に雪が積もる










22:00




人の足音が聞こえる度に顔を確かめる




高井さん。。。





体の感覚がなくなってきた。

















「おいっ!!」







「おいっ沙希!!大丈夫か!!!」






頭がボーっとしている




体が熱い



あれ?



誰?








「・・・拓?」






「お前何やってんだよ」





「・・えっ?」






「携帯は?」





「あ〜電池切れちゃって。。。」







「頼むよ。。」






「高井さんは?」





「仕事だってさ」








「そっかぁ。。。笑」








「とりあえず帰ろ!送ってく」






拓に支えられて車に乗る






高井さん。。仕事じゃ仕方ないよ。。。







「メールいれたみたいだぞ」





「そっか。。」








「大丈夫か?」





「。。うん。拓ごめんね」







「もう黙ってろ」







「。。うん」






拓に抱えられるような状態で部屋の前につく