12月24日
今日はみんなが来る。
アタシと高井さんはいろんな計画を練っていた。
それなのに二人して寝坊。。
最悪だ。。
「高井さん起きてって」
「え~。。」
「もうアタシ先に用意するからね!」
「俺もうちょっと寝る。。。」
「もう知らないよ」
それでも起きない高井さんを置いてアタシはシャワーを浴びる
戻ってきてもまだ高井さんはそのままの姿。
「高井さ~ん!!!」
耳の横で叫んでも効果はなし。
アタシのメイクも終わる頃高井さんが目をこすりながら起きてきた。
「何時?」
「もうすぐ10時」
「それ大丈夫?」
「大丈夫じゃないからさっきから呼んでるのに~!!」
「シャワー浴びてくる!!」
やっと間に合わないっていう事に気づいた高井さんは浴室へと走っていった。
「絶対、楓怒ってるよな。。。」
「多分。。。」
タクシーを降りた頃にはもう40分は遅刻してた
「走るぞぉ~」
「うん」
アタシが陸上部だったってこと忘れてる?笑
アタシは高井さんにすごい差をあけてみんなの所へたどり着いた。