キレイに食べ終わった食器を片付ける




「今日はもう仕事終わりですか?」




「いつまでたっても敬語抜けないな。。。。笑」



「だね。。。。」






「うん。中田さんに無理いって空けてもらったから」






「また怒らせちゃったかな?」







「大丈夫だよ」






「・・・高井さん」




「ん?」






「アタシ。。。この間一緒にいた男の子。。。。」






「うん。」







「昔付き合ってて。。。」





「うん。」




「あの日アタシの弟にギターを教えてくれてて。。。」







「うん」






「。。。。。」





「沙希は、彼が好きなの?」





「ううん。」






「そっか。あの場から逃げ出してごめん。大人げなかったと思う。

。。。。。怖かったんだ」



「俺。。。。




沙希のこと好きだよ」






「うん」




「いつも一生懸命のとことか、友達思いのとこ、ちょっと不器用なとこも素直じゃないとこも」





「うん」






「でも。。。。











・・・・別れよ」









「。。。。。」







高井さんが何をいってるのかわからない





「・・・・なんで?この間のことは謝るから。


もうあんなことしない!!」






「違うよ。・・・もう沙希に辛い思いしてほしくないから。。」







「。。。。アタシ大丈夫だよ?」






「俺と出会って笑った回数と泣いた回数どっちが多かった?」






「。。。。。」







「ね?そういうこと」