高井さんからの連絡はない。。


センター問い合わせ。。。



。。。。0件



ケータイをテーブルの上におく



「かかってこい」



そんなのでかかってくる訳もなく諦める







ブーブーブー




きたっ!!





「もしもし沙希?」






「マサキかぁ。。。」




「その言い方失礼!!」




「ゴメンゴメン。どうしたの?」




「隆弘は土曜がいいって言ってるけど沙希予定ある??」




予定なんてない。。。。





やっぱり実家行くのかぁ。。。





「うん。いいよ」



「じゃあ俺車で迎えに行くわ」





「わかった。じゃあ土曜ね」




「おう」





なんだか気が重い。。




食べ終わった食器を洗いベッドに転がる




指輪の輝きがなんだか悲しい



結局高井さんからの連絡はなかった。。




毎日毎日仕事でマサキに会う



そして明日も。。。




今週ずっとマサキと一緒ってことかぁ。。





鳥居設計の部長さんには二人の関係を怪しまれて冷やかされるし事務の女の子からはアタシ嫌われてるみたいだし。。。



きっとあの子マサキの事好きなんだろうな




見てれば分かる。



鈍感なマサキは気づいてないみたいだけど。





はぁ〜やりにくい。。。



「沙希!じゃあ明日のお昼くらいに迎えに行くから」




「分かったぁ」



アタシはお母さんに料理でも教えてもらおう。