「ごめ〜ん」



入り口に行くともう抱えきれないほどのショップの袋を持って葵が立ってる





「それ買いすぎじゃない??爆」





「なんか全部欲しくなっちゃって。。」




「葵らしいね」





アタシ達は近くのカフェで休憩することにした


「ほんと疲れたぁ。。。人が多すぎだよぉ。。」





「もう腰とか痛いもん。。。」






「それは年のせいじゃない?」






「かもね。。。」




ここからだと劇場が近い



アタシは窓の外を見る






「あっあの人見たことある」





葵が店の奥の方を指差す







あっ。。。






そこにはアタシが今一番会いたくない人がいた。








「。。。。。中田さん」







アタシ達に気づいたのかこっちの方を見る。






気まずいっていうのが表情に出てしまってるのが自分でも分かる。








。。。。こっちに来る









「・・・・こんにちゎ」










「こんにちわ」








「あ、あの。。。。」







「今祐介大切な時期だから。。。。」








「。。。。。。。」










「別れて欲しいとは言わない。でも少しの間距離を置いて欲しい。」









「。。。。。。」










この人にこの台詞を言われるのが一番怖かった。。










「はい」








それしか言葉がでてこなかった