「姉ちゃん!ちゃんと買ってきたんだからマサキ君に言っといてよ」
「分かってるって」
なんか仕事もプライベートもマサキときれないな。
それが嫌なわけじゃない。
でも高井さんからするといい気はしないと思うから。
・・・高井さんはそんな子供じゃないかな。
でも逆の立場だったら絶対嫌だ。
「マサキに会うときはアタシはついて行かないからね」
「感じ悪っ!」
なにを〜!!
「まっとりあえず言っといて」
「はいはい」
次の日、アタシはたくさんの食料を持たされ部屋に戻った
いつも実家に帰ると帰りはすごい荷物になる
やっぱり何歳になっても親は子供の事が心配なんだね
【葵〜帰ってきたょ】
【お帰り〜実家はどうだった?】
【また太ったかも。。。。泣】
【アタシもヤバイ。。。明日何時にする??】
【何時でもいいょ〜】
【じゃあ11時頃に駅で】
【了解】
引き出しにしまっておいた指輪を出す
実家に帰る前に外した
親にちゃんと言える日が来るまでまだ黙っておこう
指輪は相変わらずキレイに光ってて指にぴったりとはまる
高井さんのプレゼントも買いたいけど。。。
ほんとに何にしよう。。
きっとアタシなんかよりいろいろ詳しくって、たくさん持ってる
拓に聞いてみようと思ったけど、やっぱり前みたいに簡単に連絡とっちゃダメな気がする。
う〜ん。。。。