「もう大分前から俺は信じてって言ってるけどね。。。」
うん。分かってる。。。
でも目の前でアタシに笑いかけてるのは高井祐介なんだよ。。。
ずっと好きで、会いたくて、憧れてた高井祐介なんだよ。。。
「これで信じてもらえなかったら祐介あきらめろ。笑」
「そーだな。香川沙希さんに惨敗ってことで」
「もぉ許して。。。泣」
。。。信じるよぉ
「良かったね高井さん。笑」
結衣ちゃんの言葉にまたみんなで笑う
「さっ!もう朝がくるぞぉ。」
「アタシ達は休み〜」
「アタシはお昼から雑誌の撮影だぁ。。。泣」
「俺〜朝から舞台のリハ。。。。。」
「片付けは気にしなくていいからそれぞれに解散な」
「はぁ〜い」
ブーブー
「祐介ケータイなってるぞぉ!」
「はいはい」
「きっと中田さんだよ」
結衣ちゃんが高井さんの方を見る
『もしも〜し』
『はぃ。。。。。
はぃ。。。。。
了解です』
「もうすぐ迎えにくるって。。。
行きたくなぃ〜!!」
「高井さん頑張ってね」
「ほらぁ沙希ちゃんの方が大人じゃん」
それは違うよ。。。楓さん。。
素直じゃない女の強がり。
プップー
「ほらお迎えきたよぉ!」
結衣ちゃんに背中を押され渋々ドアをあける