「あっ沙希ぃさっきね下でマサキ君見たの!」
興奮状態の葵に対してアタシは冷静。
だってさっきまで一緒に仕事してたもん。。
「それでね。すっごいかっこよくなってて〜」
「うん。大人の男。笑」
「なぁんだ知ってたんだぁ」
「うん。次の担当西村さん。笑」
「えぇ!!やりにくくないの?」
「うん。そーでもないかな。部長とかの前でマサキって呼ばないようにしなきゃ」
「ほんとソレ。笑
じゃ帰ろぉ」
「ご飯食べていこぉ」
今日は会社の近くの居酒屋に行くことにした
「ビールおいしー」
ダイエットダイエットっていいながら片手に生ビール
これだからダメなんだよね。。
結衣さん見てから目標は高く持ったつもりなのに
頼むものは唐揚げ、焼き鳥、ジャガバタって。。
「帰り電車乗らずに走りだね」
。。。なんて
口だけ
「でね、拓ちゃんなにあげたら喜ぶかなぁ」
「そうだなぁ。拓が好きなもの。。。
ん??なんだろ?」
拓の事知ってるようで知らないかも。。。
「葵の手料理フルコースとか」
「え〜そんなんでいいの?」
「高価なものは拓も高井さんもたくさん持ってそうだから心で勝負。笑」
「じゃあ沙希も手料理だね」
「許して」
「教えるからぁ♪」
「無理!」
恋する女が2人揃うと会話なんてつきない
結局なにも決まってないんだけど。。