「エエッ??」





高井さんの動揺した顔にみんなが笑う





なんかこ〜いうのいいなぁ。。








仲間って呼んでもいぃのかなぁ






葵がいて、拓がいて、楓さんがいて結衣さんがいて





隣には高井さん。。。。




この幸せがずっと続くといいなぁ。。。





そのためにも絶対にバレちゃダメだ





この恋は秘密にしないと。。




「いっただきまぁ〜す。」




楓さんの料理はやっぱりおいしい





アタシの腕は一向に上達しないのに。。





「沙希もちょっとは料理できないと祐ちゃんに逃げられるぞ(笑)」





拓のやつ〜!!!!!






「葵は得意でよかったねぇ〜」







「おかげさまで!!」






拓が葵の頭をなでる





葵を見る拓の目は本当に大切な人を見つめる優しい目だった






アタシも高井さんと対等に話ができる日がくるのかな





それはまだまだ先の話だと思うけどアタシは今のままで十分。




この幸せが続くだけで。。。。






「さっじゃあもうすぐ中田さん迎えにくるから簡単に片付けようぜ。」




アタシ達はリビングを片付けて自分たちの部屋に荷物をまとめに戻った




「沙希。。



次は二人でどこかに行けたらいいな」





「うん。。。」




どこにもいけなくてもいぃ。




そうやって思ってくれるだけで。。




「おぉ〜い。祐介!結衣!!仕事だぞぉ」




中田さんの声が響く





「じゃあ俺、沙希ちゃん送っていくから」




「悪いな。じゃ楓頼むな」





「沙希。ゴメンな。楓に送ってもらって」






「うん。分かった。頑張ってね。




結衣さんもまた。。」