「またそんなぁ。。。まだ。。無理ですよぉ。。」
高井さんがこっちをチラッと見る
「ふ〜ん」
意味深な笑みを浮かべて着替え始めた。
キッチンの方ではもう楓さんが慌しく朝食の準備。
「拓ちゃんと葵ちゃん何飲む〜??」
「そうですねぇ〜じゃぁ紅茶で」
アタシも早く出なきゃ。。
ほぼスッピンのアタシは下向き加減でドアを開けた。
「えっ??」
「ううん。別にぃ〜」
にやけながら何かを言いたそうな顔
みんなの視線が痛い。
「アタシ何しましょうか?」
「いいからいいから(笑)」
「祐介の相手でもしてて(笑)」
もぅ。。楓さんと結衣さんには敵わないな。
「沙希〜おはよぉ!!」
「おはよう〜葵」
「っでどうだった?(笑)」
「ん??」
「ん??じゃない!!高井さんとの夜は?」
耳元で聞いてくる葵の声は結構大きくって全員が振り向く。
そこが聞きたいわけね。。。
「じゃぁ続きは帰ってからね!」
葵が拓のところへ帰っていったのを見てホッとする
「おはよぉ〜」
「おぉ祐介遅いなぁ。。沙希ちゃんに寝させてもらえなかった?笑」
もぉ〜(泣)
今一番その話を振るのが辛い相手なのにぃ。。