目を覚ました。
手を伸ばした先には、太陽があった。
眩しさに目を細める。
そしてここが学校の屋上だということを思い出す。
いつのまにか眠ってしまったらしい。

青葉は欠伸を一つして起き上がった。
ーなんか、夢を見た気がする。
ーなんの夢だっけ。

そんなことを考えていると、屋上の扉が開いた。