「お疲れ様。」

「あんなのもうちょろいわよ。」

カレンも慣れてきたということか。


「お見事だった。最初のころに比べたらすごい成長だな」

「前のことは忘れてくれ」

そう言うと、カレンは顔を真っ赤の染めながら、ぷいっとそっぽを向いてしまった。


こんな強がりでも恥ずかしいと思うんだな・・・とふと思った。