その間、ショーンはターゲットの足を切り落として、カレンが弱点を突いてくれ。





「無茶だ・・・。」



・・・そうだ。かなり無茶だ。
ターゲットが本気を出して走れば、簡単に私なんか追い抜ける。
ターゲットに抹消されてしまうかもしれない。

・・・だけど、ショーンやカレンに怪我や痛い思いはさせたくない。

こうするしかないんだよ・・・!!



私は歯を食いしばった。