翌日







私たちは、朝日に輝く植物たちと共に目覚めた。

昨日難しいことを考えたせいか、理解しないまま考えをやめてしまったせいか・・・頭が雲で深く覆われているようだった。


「今日もターゲット抹消するぞ!!」

奥でショーンの声が聞こえたと同時に、カレンのあくびの声も聞こえた。




「おはよう」
「おはよう」

そんな挨拶を交わしてから、私たちはそれぞれ自分の甲冑をつけ始めた。




私たちは食するという習慣がなく、食べるといった行為は滅多にしないが、人間の月の数え方にたとえると半年に一回、それも少量、食す。


やっぱり私達は人間ではないのだろうか・・・

いけない、考えてはいけない。
やめるんだ。