そして、私は小学校でも葵様を守れるように同じ小学校に入った。


もちろんお嬢様学校のため学費はすごく高い。



そのため一条家がその学費を全額もってくれることになった。


ある日のこと...



「朝陽!これから洋二さんと買い物に行ってくるから5時までの間葵をお願いできるかしら?」



それは私が11歳の時。



「ええ、お任せください」



「ママ、行ってらっしゃい」



私は葵様と結構仲が良かったので何の心配もなかった。



この時幼い私にこの起こることは予想できなかった。