部屋を出ると一階にはみんなが集まっていた。


龍は幹部より1歩前に出て

二階からみんなを見渡した。


すると、さっきまで騒がしかった一階は

物音ひとつしなくたった。



龍「準備は出来たか」


やけに龍の声が響いた。


将雅「出来ました!」


龍「よし。では、今から行くぞ

事故るな、サツに捕まるな。

楽しんで、無事に帰ってこい。いいな」


『はいっ!!』


龍「出発だ」


『おぉー!!』




龍は隼人達の先頭に立ち一階に降りていった。


私もその後に続く。



紫音「美海ちゃんっ。楽しんでね♪」


「えぇ、そのつもりよ」


優悟「俺の走りを見とけよ、美海」


「わかったわ。でも気をつけてね」


優悟「任せろっ」