俺達は半信半疑で男の後ろを歩いた

信じられない

成績も良く無い俺達が、ブラックナイトに選ばれるなんて…

ミウもミナミも同じ事を考えて居るだろうな

でも

今どこに向かってるんだ?



ブラックナイトは軍のどこの施設で暮らしてるか、

誰も知らなかった

俺達は寮を出ると、そこで止まった

「知らなかっただろ、俺達はここに居たんだ」

男は寮の扉をもう一度開けた

するとそこはさっきの寮とは違った

貴族の館の様だった

「どうなってるの」

ミナミが信じられないと言った顔で寮の扉に手を添えた

「ゼロが能力を使って作ったんだ」

ゼロはもう1人の兵長である

こんな事が出来るのは相当の能力使いだな