響「ふわぁぁ.....それにしても、いい天気だな....眠くなってきた....」


來「そうだなー....でも、俺は寝るぐらいなら遊びた−ガラララララ!!!−


日「お前ら!隠れろっ!」

響「はぁ!?なんでだよ」

日向は「いいから....」と言いながら俺の腕を引く。

俺はそれに釣られるように日向についていく

そして、近くの茂み...出来るだけ背の高い植木に隠れる


誰かから隠れるように隠れたため、小さい頃の名残なのか...
かくれんぼのように小声で話す


響「んで、なんで隠れたんだよ.....」

いつの間にか氷雨と來牙も俺達の近くで隠れていた

日「雷神の...幹部である響に納得していない奴らが怒り狂って追いかけてきたんだよ....」


來「なんで、逃げて来たんだよ!?」

來牙は俺達が小声で喋っているのにも関わらずいつも道理の声量でしゃべっている

氷「來牙....隠れてるのですから静かに....」


來「あ、わりぃ....」

日「物凄い形相で走ってくるもんだから....体が勝手に動いちまって...」


日向はわりぃ...と言いたげな顔でしょぼくれる

響「まぁ、そこは気にしねぇけど...

そいつらを納得させればいいんだろ?
ちょーっと早いけど教えちまおうぜ?それで、納得すんだろ」


氷「響がいいならそれでいいですよ」


響「そうか、ならこれ持っててくれるか?」


そう言って俺は銀髪のウィッグとさっきまでつけていたカラコンが入ったケースを來牙に渡す


來「しゃーねぇな。」


俺は着ていたパーカーのフードを深く被りなおして茂みから這い出た