それから5分ほど経ったら
コンコン…
とノックがされた
大「どうぞー!」
父さんが返事をする
「…失礼します」
ガチャリ…
兄貴が理事長室に入ってきた…って!!
響「兄貴!?」海「響!!?」
そう!神崎先生とは兄貴のことだったのだ…
海・響「「父さん…後で話がある」」
大「はい……」
父さんは青ざめて頷いていた
海「響…いくぞ」
響「あぁ…」
バタン…
海・響「「はぁ……」」
俺と兄貴は同時に溜め息をついた
響「・・・なぁ兄貴…俺って何組だ?」
海「・・・S組だ…」
響「そうか…」
それだけしか会話はなかった
カツン…カツン…
それから3分程歩いたら教室に着いた
海「じゃあ、呼んだらこいよ?」
響「あぁ…」
俺がそう返事をすると兄貴は教室に入っていった