「その人、さっきまでここにいたんだけど、仕事があるからっていっちゃったんだよね。その人さ若菜のこと知ってるみたいだったよ?」





あれ……





「転校生でしょ?あたし朝もここ居たし、会ってないのにな…」












「確かにそうだよねー…」









サー……





カーテンの開く音がした









「倉本………大丈夫か?」







「亮平……」