リィは、もっと根本的な事について質問してみる。

「霸龍闘は…どうして弁髪にしているの…?」

「どうしてって…」

キョトンとする霸龍闘。

「…強いて言うなら、親から中国人の血を引いているから、かな」

「血…?」

こてん、と首を傾げるリィ。

「鬼龍がさ、同じ理由で語尾に『アル』ってつけるだろ?あれと似たようなもんだよ。老師から中国人の血を受け継いでいる事、老師の子供である事、俺は誇りに思ってるから。勿論、ガンマンである父上の息子である事も誇りに思っているけどな」