アニアは馬から降りて、後ろに回り、扉から入った。 「皆!!メリソネ国の首都、メラネッカに着いたわ!!」 だが、返事をする者はいない。 アニアは不思議に思い、中に入ると全員がほっぺたにたんこぶを作って、のびていた。 アニアはため息をついて言った。 「全く。どれくらい仲が良ければ、こんな有様になるのかしら。」