「それにしても…。」

「ん?」

「珍しいな紫露が歴史の授業をサボるなんて。」

戦国時代好きなんだろ?と

「うん、好きだよ。」

「じゃあなんで?」


よくわからないといった顔を狗鷺はする


「秘密だよ。」

「別にいーじゃん教えてくれてもさぁ。」

「そのうちね。」

「えー…。」


狗鷺は不満げに口を尖らせる


だって理由言ったら絶対笑われるもの