「はあ~。なんでそこまで聞いて分かんないの・・・。」






悪かったですね!!

私はバカなんですよ!!




「小川棗の母親は結さんと仲がいいでしょ?だから澪のATのことも知っている。小川棗の母親が結さんに言ったんじゃない?それで結さんが私に教えてくれたのよ。」






『へえ~。』





そういうことだったのか・・・




あ!覚えてる?

結さんっていうのは私のお母さんのことだよ!






「じゃあ、そろそろ寝るから切るわよ。」



『うん!おやすみ!!』





私はそう言って電話を切った。