〜♪〜♪
朝の目覚ましがなる。
少し学校に行くのに気が
向かないけど、ぁたしは
自分に「怖くなんかない」
と言い聞かせ、
無理矢理支度をした。
「行ってきます…」
「いってらっしゃい!!」
いつものようにバカみた
いにテンションが高いお
母さんに、少し苛立ちな
がらドアを閉めた。
「はぁ…」
なんて憂鬱な日になりそ
うな天気。
今日は雨が今にも降りそ
うな曇り空…まるで今日
の自分みたいだと思いな
がら、ぽちぽち歩く。
しばらく歩いて学校が見
え出すと、なぜか緊張す
る…
「ゃだな…怖くなんかないんだから!いじめなんかする舞実が悪いんだから…」
少しずつ声が小さくなり
ながら、ぁたしは自分に
言い聞かせる。