もう一度押して待ってみたが、やっぱり朔が出てくる気配はない


流「朔どうしたのかな?出てこないけど…」


悠「…もしかして寝てんじゃねぇの?さっき眠いって言ってたし」


あー、言ってた気がするな…


蒼「鍵開いてないの?」


今まで黙ってた蒼が言った


流「鍵…?」


蒼の言葉を聞いて、流衣が朔の部屋のドアノブに手をかけた


ガチャッ


すると、鍵が開いてたらしく、簡単にドアが開いた


悠「…鍵開いてんじゃん」


流「朔が寝てるか確認してみようよ!」


そう言って、流衣が靴を脱いで部屋に入って行った