「何も言われてないよ」

なんだろう、
言っちゃいけない。
そう言われたみたいだった

「そうか。」

難しい顔をするセツナ。

はぁ、学校でどうしよう。
学校で?

「あ!学校!
この紋章みられたらまずいんじゃ!」

こんなの見られたら内申下げられちゃう。

「その紋章は特殊だ
刻まれたモノ以外、普通の人間には
見るとができない。
誰かに見られる心配はしなくてもいい」

な、なんだ良かった…

「ただ。。。」