「うぅ・・・」

うなされている美夜の腕をつかんで
袖をめくる

「こ、これは!!」

美夜の腕には
黒い鎖状の模様が巻きつくように
うかんでいた

「これは間違いなくシアンの…

あいつの杖で突かれた時にできる
縛り印。

なぜ突然!
おい美夜!美夜!」