セツナだった
「美夜。
すまない。
こちらの世界で力を使うには
お前の力を使わなくてはならないのだ。
俺を完全に変えるほどの力となると
人間の娘であるお前の体では負担が大きいらしい」
セツナは心配してくれてるみたい。
声は優しくて落ち着いてる
私を支えてくれているセツナの体は
変わらず温かくて安心する。
「…セツナ」
「まだ力が入らんだろう。
今日は休め。」
「・・・コクリ」
うなずくと私の体を持ち上げて
ベットに寝かせて布団をかける。
セツナがそっとほほに触れて
私は夢の中に落ちた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…