重くなってきた瞼をあげて
光に包まれたセツナに目を抜けなおす。

「!?」

そこにはさっきまでの
サラサラと長い髪も
狐そのものも耳も
つややかな尻尾もなかった。

そこにいるのは
確かにセツナ
でも、見た目が普通の人間になってる。