「セツナよ。
人の世に出る際の規則は覚えているな?」

「はい。お父様」

祭壇に座る妖
それが、俺の父親であり妖の王。

お父様は厳しい。
小さい頃から俺は
規則だ、言いつけだで縛られてきた。