そんな愛梨の話をさえぎり、
「ごめん。トイレ。」
って言うと
「えー!またトイレ!?ここにいるから早くしてね!」
って優しく言ってくれた
でも私が向かったのは待合室。
だけど、関係者以外立ち入り禁止の所で警備員に止められた。
「おなまえを教えてください!」
ん?なぜ?とは思ったものの
「鈴木彩希です…」
すると警備員さんはメモ帳を開き
「どうぞ。」
と言った。
なぜ通してくれたかは謎だけど、
そんなことは気にせず走った。
そして待合室の前に着いた。
でも入るのを躊躇してたら、
結斗さんが出てきて、
「あ、えっと、なにちゃんだっけ?」
って。
「彩希です。」
「あ、そうそう!彩希ちゃんだよね!来てくれたんだ。太輔来ないと思って落ち込んでたよ。」
結斗さんはニコッと笑った。
そしたら待合室の中から
「おい結斗ー?誰と話てんだよー?」
っていいながら太輔さんが出てきた。
そして私の顔を見るなり笑顔になった。
「彩希ちゃん!!来てくれたんだ!とりあえず、入ったら?」
と入室を促したけど、、
「友達が待ってるんで…」
愛梨待たせてるしね!
するとポケットの中でスマホがなり始めた。スマホを見てみると、愛梨と表示されてる。