「あーつっかれたー...
やっぱ、女テニだね」
「...うん...死ぬかと思った...」

耐えきれなくなった私達は、用事があると嘘ついて帰っていた

「そういえばさ~みゆきって好きな人いる~?」
「えっ?いないよ?」

突然話が変わって、びっくり

「そっかぁ!あたしいるんだ!阿部くん!」
「...阿部って誰だっけ」

男子があんま好きじゃない私
だからクラスメイトも覚えていなかった