「ふう-ん。」

あまりにめんどくさくなって適当な返事をしてしまう。

すつと小動物のような彼女は当然涙目。


「え、慧魅ちゃん疑ってるなあ!!
い、いけないんだぞぉ、そうゆうの!!

こ、今回のはね、この学校の子ほんとうに被害あってるんだからぁ!!」

「じゃあ、誰?」

冷たく、冷静に聞いてみる。

「ん、んぅと、あ、そう、三年生の先輩で山内 ..えぇっとね-..あ、えっと!!

優香先輩!!」

思い出した!!とアピールしまくる笑顔で見つめてくるがしっかりスルーをして、

「ふうん、おもしろいじゃん、遊にしては面白い話題持ってきたねえ?」

クスクス笑いながら頭をなでてやる。

女子校だし、いいよね?