「滝くん、無口で勉強バカで近寄り難かったけど…

話してみると面白いし、口数もそんなに少なくないよねっ」



人って、話してみないとわからないもんだね。



だってあたしが、滝くんを好きになったのも思わぬ展開なわけだし。



「…余計なお世話だ…」


「…! 照れてるーーーっ!」


「照れてねぇよ。どこに照れる要素があるんだよ」


「全部!!!」


「ふざけんな。ぶっ飛ばすぞ」




あーあたし、幸せです!!!