下駄箱について靴を履き替えていると、急に後ろから声がした。

「もしかしてきみ、あの本の子?」

え?

振り返ってみるとそこにいたのは・・・先輩だった。

「やっぱりそうだ~!もう一度話してみたいと思ってたんだ!!」

人懐っこい笑顔をわたしに向ける先輩。

「わ、わたしもです!!」


こんなチャンスもう絶対にこない!

今、頑張らなくちゃ!!