それは優しく、

温かい記憶・・・



「・・・ねぇ、ゆいちゃん。」


「なあに?」



僕が問いかけると、

可愛い女の子が、こっちを見る。



「僕のこと、

 ・・・好き・・・?」



僕は、恥ずかしいのをこらえながら、

聞いてみた。



・・・すると、

ゆいちゃんはみるみる顔を赤くした。