舞衣がいなくてもクラスメイトと
話せるようになったことが悲しい
ってのとは違うよね。
本当の原因が何かは分からないけど。
私だって舞衣とずっと一緒だもん。
それくらいは分かるよ。
「ごめんね空来。
こればっかりは、どうしようもないんだ」
どういうこと?
何で、そんなこと言うの?
「どうもできなくても・・・
話を聞くことはできるよ?」
私の声、震えてる。
そっか、今の舞衣は怖いんだ。
いなくなってしまいそうな・・・。
「舞衣!いなくならないよね?」
思わず叫んだら舞衣は目を大きく
元々大きい目を大きく見開いた。
うそ・・・本当なの?
「・・・何言ってんの?
そんな訳ないじゃん・・・」