「県大会突破、おめでとう!」
「ありがとう!こうちゃん!」
七月二十九日、今日は久しぶりのお休み兼花火大会の日。
朝は少しだけ朝寝坊して、たまった課題を片付けて、部屋の掃除をして、ピアノを弾いて、とあれこれしているうちにあっという間にこうちゃんとの約束の時間になっちゃった。
こういう時、デートなら可愛い浴衣とか切るんだろうけど、私は普通の服。
「日焼けしたね!こうちゃん黒い!」
「フットワークで毎日外での練習もあるからね。そういう桃はちょっと痩せたんじゃない?」
「そうかな?」
確かに毎日の暑さのせいか、少し食欲が落ちている。
お互い部活が忙しくて、始まる時間も終わる時間もバラバラだからこうやってゆっくりこうちゃんと話すのはなんだかすごく久しぶりに感じる。
少し見ない間に、なんだか少し逞しくなったみたい。
「明日からまた練習?」
「うん、次は支部大会だからね。」
「ありがとう!こうちゃん!」
七月二十九日、今日は久しぶりのお休み兼花火大会の日。
朝は少しだけ朝寝坊して、たまった課題を片付けて、部屋の掃除をして、ピアノを弾いて、とあれこれしているうちにあっという間にこうちゃんとの約束の時間になっちゃった。
こういう時、デートなら可愛い浴衣とか切るんだろうけど、私は普通の服。
「日焼けしたね!こうちゃん黒い!」
「フットワークで毎日外での練習もあるからね。そういう桃はちょっと痩せたんじゃない?」
「そうかな?」
確かに毎日の暑さのせいか、少し食欲が落ちている。
お互い部活が忙しくて、始まる時間も終わる時間もバラバラだからこうやってゆっくりこうちゃんと話すのはなんだかすごく久しぶりに感じる。
少し見ない間に、なんだか少し逞しくなったみたい。
「明日からまた練習?」
「うん、次は支部大会だからね。」