――…学校祭当日…――


その日の学園内は人がたくさんいてありとあらゆるトラブルが多発し、園内では生徒会メンバーがそれらの問題の対処に走り回っていた。



そしてフリータイムが終わり、体育館でのステージ発表。


生徒会メンバーは仕事を中断しファッションショーの準備をしていた。


既にけれど俺らの表情はどこか暗い。


それはこれまでの激務によりヘトヘトで、更にこれから笑顔を振り撒かなければならないとなるとメンバーの顔が沈むのは仕方ないこと。



そんな状態の中、一人目をｷﾗｷﾗさせている高沢先輩。やっと出番が来たと気合いが入ってるらしい。

そんな彼女は一人ずつ背中を力いっぱい叩いて歩いた。




「さぁ!!今まで練習してきたものをすべて出し切ってサイコーのショーにしましょう!!」



そんな掛け声に俺は半ば呆れながらも俺らのモチベーションはグッと上がった。








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