けれど、その考えはあなたがあたしを想ってくれていた温かい気持ちとなにもかも包み込んでくれる優しい笑顔によって砕かれた。
捻くれたあたしを包み込んで優しく見守ってくれるあなたに、あたしは二回も恋に落ちた。
最初、あたしはあなたを知らないと言ったけれどほんとは街の中で会った時からあなたが誰かわかってたの。
だって子供の頃から忘れられなくて心の隅にいつもあなたの笑顔があった。
叶わないと思いながらも諦めきれなかった。
゙いつか、またこの広い世界のどこかで運命を感じさせるような再会をしたい"
―――……と。
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