「あたしは傷ついてもいいから、陽先輩の隣にいたい。陽先輩の隣じゃないとヤダ。だから隣にいさせて?? あたしは独りでも大丈夫なように強くなる!!だからたくましくならないと!! それに傷ついたら陽先輩が治してくれるでしょ??」 美月が、俺を頼っていてくれる。ただそれだけで強くなれる気がした。 .