「悪いな、陽。いきなり押しかけて…。ただコイツが陽と会って話がしたいらしくてな。」



龍兄が真ん中にいる人を指差して話している。



「そうですか、わかりました。どうぞソファーに座ってください。」



とりあえず、ソファーに座って話を聞くことにした。



「まず、俺は木下美月の兄の優司だ。こう言って俺が何の話をしに来たかわかると思うが、美月のことを聞きに来た。」



美月の義兄!?。見た目は随分カッコイイ。女子が叫ぶのも納得できる。