「どういうこと??」
「先日、美月様がお泊りになったのは知ってらっしゃいますね??」
「あぁ、聞いたよ。それがどうした??」
「私は、女友達の家にお泊りになると言いましたが実際は男性の家にお泊りになったそうです。その次の日、彼とこの家に着替えに帰って来た時の美月様は本当の笑顔で笑っていました。」
男の家に泊まったー…??
美月がー…??
「美月は大丈夫なのか??つか、その男は誰だ。」
「美月様には手を出さないようしっかり伝えたので大丈夫です。
それでその男性は榊原 陽という方です。美月様の学校の一つ上の年上だとか…」
榊原 陽ー…
何処かで聞いたことがー…。
「榊原 陽??それ、俺の従兄弟だけど??榊原財閥の息子だぜ??」
そう言ったのは、龍貴だった。
「まぢかよ…。榊原財閥なんて…相当有名じゃんか…」
「今から行くか??百聞は一見にしかずって言うしな!!」
ということで、学校へー…。
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